●実技3( 読図山行 )●

【日程】2002年6月23日(日)
【場所】西丹沢

 国土地理院発行2万5千分の一地形図とコンパスを用いた読図の実践的な山行を行いました。

 丹沢湖・中川橋駐車場を出発地テントし、
中級→屏風岩山、初級→権現山(南)、大杉山とルートを分けて行いました。

●写真右→ 山行開始前のミーティング。
 ハーネスを装着しているのは、ルートを誤って、沢に懸垂下降をする必要が生じたときのため。



●写真左← 初級5班は二本杉峠を経由して、権現山(南)を目指す。

 広葉樹の森の木漏れ日が美しい。登山道は廃道気味なので、尾根沿いのをルートファインディングしながら進む。



●写真右→ 二本杉峠手前付近。コンパスと地図を照らし合わせて現在位置を確認。

 実践的読図山行では、プレートコンパスの回転板を用いた「方角のメモリー」の手法が欠かせない。地図上の尾根の方角を正しくコンパスにセットして、それを実際の地形の尾根と重ね合わせて、自分が正しい位置にいるかどうかを確認する作業を繰り返す。

 



●写真左← 権現山(南)からの下降ルートを探す初級パーティ。

 ルートファインディングは登りよりも下りの方が断然難しい。それはピークから下るに従って、尾根がいくつにも派生して分岐してゆくからである。
 ここでもコンパスを頼りに、地形図上の尾根の方角を正しくメモリーして、自分が進むべきルートを探し出す。



●写真右→ 丹沢湖方面へ向けて尾根ルートを下降する。途中の小ピークで方角を確認する生徒たち。

 なお、山の生成過程によると「支尾根の発生点は必ず小ピークとなっている」という法則が存在する。それを知っていると、降りるべき尾根を正しく探し出すのに役に立つ。読図山行をする人はこの法則(セオリー)をぜひ覚えておいて欲しい。



●写真左← 鹿留めの柵が随所に見られた。それらを慎重に乗り越えて、無事に丹沢湖に下山を完了した。

 なお、大杉山方面のルートは権現山に比べて難しく、苦労しているパーティが続出したようだ。


■文責:鳥越@小田原ナーゲル