●実技6( アルパイン・クライミング)●

【日程】
 2002年9月21日〜22日(土・日)
【場所】
 三ツ峠・屏風岩

●写真右→ 本番前のミーティング

 深夜、三ツ峠登山口に到着し、テントで仮眠。翌早朝、三ツ峠山頂まで登る。富士見荘前にてミーティングを行い、基礎的なロープワークの復習などを行った。天候に恵まれて、富士山がくっきりと見える。



●写真左← クライミング訓練開始

 三ツ峠・屏風岩の岩壁にとりついてクライミングを始める講師&生徒たち。数多くのロープが岩壁に張られた様子はなかなか壮観である。
 フリークライミング(人工壁)と違って、アルパインクライミング(自然壁)では登る技術よりも、支点作成、ビレイなど、確実な安全確保の手順を基本に忠実に行うことが何よりも大事と言える。



●写真右→ 垂直に近い壁を登る生徒

 一見、垂直に見えて登れそうもない所でも、よく見ると、細かいホールドやスタンスが見つかるもの。それら「岩の弱点」をしっかりとらえて、上体のバランスを保持し、確実に登ってゆこう。
 余談だが、三ツ峠は岩のぼりのメジャールートなので、数多くの人が登っているせいか、ホールドが磨かれてツルツルになっていて、けっこうイヤらしい。

 



●写真左← 真剣な表情で登る生徒

 緊張を強いられる岩場では、生徒の表情も真剣そのもの。しかし緊張しすぎるとかえって動きがスムーズでなくなる。常にゆとりを持ってムーブしたい。そのためには普段の練習がなにより大事。


●写真右→ クライマー落下停止の訓練

 クライマーが万一落下したときには、ビレイヤー(確保者)は確実に制動(ストップ)させなければならない。
 講師がわざと壁から落ちて、生徒がそれを制動させる訓練を行った。



●写真左← アブミを利用したハング越え

 アブミ(縄ばしご)を利用して、オーバーハングを越える入木田講師。
 アブミは慣れないとバランス維持が難しい、動作にまごつくと余分な体力消耗が激しいので、一連の動作をスムーズに行えるよう、十分な練習が欠かせない。



●写真右→ 富士山を眺めながらの懸垂下降

 富士山の雄大な姿を眺めながらクライミングが楽しめるのが三ツ峠の最大の特徴。高所恐怖症の人には辛いかも知れないが、この高度感が三ツ峠でのクライミングの醍醐味と言えよう。



●写真左← ダブルロープによる懸垂下降


 50mロープを2本結束して懸垂下降をすれば、50mの岩壁を一気に降りられる。
 ただし、懸垂下降は簡単な技術にもかかわらず、失敗したときには真っ逆様に落下して、致命傷を免れない。
 支点作成や器具(エイト環、ATC、ルベルソ)などのセッティングは慎重の上にも慎重に行いたい。
 50mと言えば、東京タワー第一展望台の高さだ。遙か下方の登山道にいる人たちは豆粒のように見える。高所恐怖症の人は立ちくらみを起こしてしまうかも知れない。


■文責:鳥越@小田原ナーゲル