●実技6(アルパインクライミング)●

【日程】2004年9月25〜26日(土日)
【場所】三ツ峠
【参加】講師:6名、受講生:7名
【天候】ガス+霧雨

 机上講習で学んだことをふまえて、いよいよ実践のアルパインクライミングの開始です。ゲレンデや室内壁でフリーによってクライミングそのものには慣れている生徒たちですが、実際の岩場での(いわゆる「本チャン」)型式でのクライミングは始めて、みな緊張の面もちでした)

●写真(1)→ 訓練前のミーティング



●写真(2)← 支点作成の練習

 ピンやハーケンの扱い方、カラビナのかけかた、流動分散支点の作成方法、エイトノットをかけてロックする方法など、講師の指導の下、様々な方法をチェックする生徒たち。



●写真(3)→ 加重をかけて支点ビレイを試す

 実際に壁に支点を作成して、最近主流のビレイデバイスである「ルベルソ」の使用方法と解除方法などについて訓練を行う生徒たち。
 また、上部の支点にクイックドローでメインロープを折り返して、ATCなどでボディビレイを行う方法などを学びました。

 



●写真(4)← ルベルソの解除方法を学ぶ

 ルベルソは便利な器具ではありますが、ロックの解除の方法を正しく学ばないと、トラブル時に危険です。



●写真(5)→ リードクライミング

 リードクライマーがランニングビレイをとりながら岩壁を登ります。セカンドビレイヤーは相手の動きを良くみて、相手の動きを妨げない範囲で、ロープにテンションを張り、いざというときの墜落に備えます。
 クリッピングの瞬間に素早くロープを出して、相手がクリップしたら、素早く戻しましょう。息のあった動きが欠かせません。



●写真(6)← トラバース

 バンドを移動するときは、少しでも危険を感じたらロープを張りましょう。本当の危険箇所よりも、このような何でもない箇所の移動時に事故が起きやすいものです。



●写真(7)→ ダブルロープ・クライミング

 確実な支点が得られる室内壁と違い、本物の岩場では信頼できない支点が多いものです。ロープを2本使って適時交互に支点を確保しながらリードを延ばしてゆきます。2本のロープが交錯しないように注意しましょう。



●写真(8)← セカンドクライマーの確保

 トップで登ったクライマーはロープが伸びきらない位置で適切な支点を探してビレイ体勢に入ります。メインロープをクローブヒッチにして支点にセルフビレイをとり、ビレイデバイスでセカンドクライマーを確保します。急な斜面ではセルフビレイのロープをピンと張ることでバランスを維持します。確保しつつ余ったロープは後でからまないように自分のセルフビレイで張ったロープに振り分けておきましょう。



●写真(9)↓→ 懸垂下降開始

 懸垂下降(ラッペリング)は単純な技術の割には、ミスをすると致命的な事故を起こしやすいものです。支点のチェック、セッティングのチェックはお互いに入念に行いましょう。 8環、ATC,ルベルソ、カラビナ半マスト(ムンター)など、様々なデバイスによる下降を試しておくと勉強になります。


 

■文責:鳥越@小田原ナーゲル