●実技6・冬季雪上訓練●

【日程】2006年2月25〜26日(土日)
【場所】谷川岳・西黒尾根

【講師】
香取氏(相模勤労者山岳会)
樺島氏(こだま山の会)
鶴田氏(川崎勤労者山岳会)
大沢氏(川崎芝笛クラブ)
鳥越氏(小田原ナーゲル山の会)

【参加生徒】
中級:1名
初級:7名

 今シーズンは例年に無い寒波に見舞われましたが、2月になってずいぶんと落ち着いてきました。そのため、水上周辺の雪はだいぶ少なくなっている様子です。
 稜線部での積雪の不安定さを懸念して、今年は天神尾根ではなく、西黒尾根にて深雪の行動訓練、雪洞の設営方法などを学びました。

◆主な行動記録◆

<2月25日(土)天候:晴れ>

06:00 起床・朝食
07:30 谷川岳ロープウェイ駅を出発
07:40 登山指導センター横より入山
08:30 西黒尾根下部にて雪面観察(円柱ハンドテスト)
10:00 初級班合流
11:00 雪洞設営開始
16:00 雪洞完成
18:00 夕食
19:30 就寝

<2月26日(日)天候:小雪から吹雪>

05:00 起床・朝食
07:00 雪上歩行訓練
07:30 雪屁横を通過
08:00 標高1200m地点にて反転
08:30 鉄塔付近にて雪屁観察
09:30 下山開始
10:00 ビーコン訓練
11:30 反省会


◆写真1◆
谷川岳ロープウェイ駅を出発

◆写真2◆
登山指導センター横から入山


◆写真3◆
円柱ハンドテストをして弱層テスト
この日は表面10cm、下部60cmに弱層が見られた


◆写真4◆
西黒尾根下部の急登を登る
本日は快晴なり、汗ばむほどの陽気



◆写真5◆
対岸の尾根には白毛門の雄姿が見える

◆写真6◆
適当な斜面を見つけ雪洞の作成開始
今年は雪がたっぷりあって作りやすい


◆写真7◆
雪面を垂直に2mほど掘り下げた後は
水平方向に掘り進めてゆく


◆写真8◆
人数が2名入れるようになればスピードもアップする



◆写真9◆
かきだした雪はレジャーシートなどを使って
まとめて斜面に排出すると楽だ

◆写真10◆
効率の良い雪洞作成にはスノーソーの活用が有効


◆写真11◆
スノーソーで切れ目を入れておくと
綺麗な雪のブロックが取り出せる

◆写真12◆
おかげさまで立派な雪洞ができました


◆写真13◆
夜の雪洞生活は静かで快適
キャンドルに明かりがともると北欧気分

◆写真14◆
翌朝は一転して吹雪に


◆写真15◆
吹雪の中を歩行訓練
臨場感のある講習となった

◆写真16◆
発達した雪屁を避けて進む
樹木の生えている箇所は安心だ
とにかく稜線は風上側を歩くのが基本


◆写真17◆
鉄塔下の吹きだまりを利用して
雪屁観察のためのピットを掘る

◆写真18◆
雪面の「雪の層」を観察する生徒達


◆写真19◆
登山指導センター横の広場を利用して
ビーコン訓練を行う


◆写真20◆
埋没者が発生したらとにかく素早い行動が必要
長引くごとに生存率は下がる
リミットは3分と思い、緊張感を持って取り組もう